[title] 炎立つ
[author] 高橋克彦
[publisher] 講談社文庫
[feeling] good
『火怨』に続く三作ある東北蝦夷の物語第二作目。
前作もそうであったが、自分達の大切な東北の地を
守るため命を捧げる登場人物たちの生き様にとても
胸が熱くなる作品。
解説で高橋氏が、多くの人が東北人に対して抱く、
大人しい、やさしいといったイメージはお上の視点
であり、扱う側として見ているからだと述べていた。
中央と戦い続けた東北の歴史を考えると、単純に
誇りに思えるイメージではないと思い印象に残った。
話の中で『鹿角』が出てきた。作品を読み終わって、
たまたま購入した東洋経済の1ページ目が鹿角市の
観光を案内する広告記事。
ただの偶然であろうけれど、印象的な出来事。
いつか訪れてみたい。


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